忘れがちなスマートフォンの契約

海外に行くときには言語の問題が一番に頭にくる方が多いでしょう。
そのため、持ち物について持ち込んではいけないものは気を配るけど、必需品は見逃してしまうケースが多いです。

遠くに観光ではなく海外出張となると忘れ物は大きなデメリットになって不便になりますので、前もって準備しておくことが重要です。

意外と忘れがちなのがスマートフォンの契約です。
いまやネットはどこに行っても必需品で、なくては現地での言葉の問題や移動、店探しなどにも支障が出てきます。

先進国だとホテルや公共施設などではフリーWIFIが整っていることが多いですが、日本人が良く仕事で行くような国でもまだ整っていない場所もあります。そんなときのために海外用のモバイルWIFIを借りる方は多いと思いますが、これで対応できるのはあくまでもネット回線のみです。

日本の携帯電話の端末では他国の周波数は受信できない

電話回線は対応できないので別に準備が必要です。
日本の大手の携帯電話会社では、今持っている携帯電話が何も設定不要でそのまま使えるプランもあります。

数日であればこれに事前に申し込み、現地で簡単な携帯電話の端末の設定をすればいいだけです。
ポイントは出発前、余裕を見て早めに申し込みをして受付済みにしておくことです。

海外の空港についてからではネットもつながらずに、面倒になってしまいます。
また、携帯電話に使われる周波数は国ごとに異なるので、日本の携帯電話の端末では他国の周波数は受信できずに使えません。

それを変換して使えるようにするのが大手携帯電話会社の海外プランです。
もし、現地の携帯電話会社のSIMを購入して使う予定なら、機種そのものがその国の周波数に対応しているかも要チェックです。

日本から薬を持っていっておく

他にも海外出張で持っていくべきものがあります。
それが薬で、これは万が一の時には重要になってきますので健康な場合でも多めに持っていくくらいがちょうどよいです。

海外の薬は日本人にはなじみのない成分もあり、用量も多すぎるのでリスクが高くなり、効果がないこともあります。
さらに病院は日本のように保険システムがない国も多く、その国の生命保険に入っていないと高額請求になります。

風邪を治すために2回通院した程度で100万程度ということもありますし、診療を拒否されることもあります。
ですから薬はいろいろな症状に対応できるようにそろえておきましょう。

環境への配慮でアメニティーが最小限の場合も・・・

また、最近は環境への配慮でホテルだとアメニティーが最小限ということも多いです。
ボディーシャンプーや洗顔料、シャンプーやトリートメントなどは限定的だったり数が宿泊分よりも少ないことも多いです。

特に欧米では環境に負担をかけないためよくあります。
現地で買っても良いですが、肌に合わない心配がない日本製をもっていくのもおすすめです。

同じように欧米ではレジ袋はごみ削減のために条例で配布を禁止されている地域も多いです。
何回か使えるようなエコバッグも持参しておくと、食事の買い出しなどで活躍します。